わかさまは今日も移動中

旅行、山旅、出張、旅諸々

鍋割山へ山旅〈丹沢〉

日帰りなので旅と言えるかわかりませんが、紀行文として記そうかなと。
丹沢山塊にある鍋割山へ。
頂上の鍋割山荘にある鍋焼うどんが山好きの間では有名なので一度食してみたいと思っていたのと、「バカ尾根」と呼ばれるひたすら登りの階段はどんなもんなんだろうと思っておりました。
噂に違わぬ名山でした!
天候は晴れのち曇り。山頂到着時は雪がパラついてました。
山頂までの要所には山荘やトイレがあり、登山道はきれいに整備され、安心して登ることのできる山ですね。人気がある理由がよくわかりました。
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大倉登山口にある妙な人形、クリステル。
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堀山の家は、以前アウトドア雑誌BEPALの表紙を飾っていました。ようやく実物を見ることができ感激!
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本日最高標高地点近く、金冷シ分岐直下。人が多いですね。
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ようやく到着!鍋割山荘。
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これがあの噂の鍋焼うどんですね。
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なるほど、汗かいてようやくたどり着き、甘味と塩気が程好いこのうどんが人気あるのがわかります。
里で食べたら・・普通です!
しかーし! 山頂に着いた時は雪がチラついていて寒く、まぁうどんが美味しかったこと。
うどん注文カウンター近くでうどんを作ったりオーダーをさばいてる怒りっぽくて口の悪いご年配のおじさんには閉口しましたが、名物と化しているようで、これはこれでよし。
登り3時間半、下り2時間半、標高差約1,000m。
登り途中に振り返れば素晴らしい高度感と相模湾
充実の山旅でした~

仙台へ出張 ぶらり一人で立呑屋

仙台へ出張。
地方泊まり出張は、宿泊先選びからワクワクしますね~
立地、グレード、周りに飲み屋さんはあるか、コンビニはあるか、朝食は美味しそうか、口コミ評価はどうか・・・
チェーン系にこだわらず、その時の気分で探しますが、宿泊先選びは楽しくて仕方がない!(笑)
会社の規定範囲内で最大限楽しんでおります。
迷いに迷い、結局ありきたりなホテルになりましたが・・・
ANA Holiday inn仙台〉
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仙台駅東口の大浴場がある某ホテルとさんざん迷って、結局駅に近い方のホテルを選択してしまいました。
出張は一人が多いのですが、立呑屋に入るのがたまらないんですよね。

〈大沼酒造支店〉
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もう見た目からして入らざるを得ない立呑屋です。
一人で飲みながら店内でパシャパシャ写真を撮るのが好きではないので外観だけですが。
安いし居酒屋メニューが一通りあるし、最高ですね。
生ビールを一杯飲んでから、地場の日本酒やお酒があればそれを一二杯飲み、ハイボールで終えるのがゴールデンパターン。
つまみはポテサラ、魚、地場の何かの3品程度。

宿泊先までプラプラ歩きながら、リサーチ済のラーメン屋に入り腹を満たし、コンビニで寝酒用のハイボールかチューハイとチョコレート系菓子とスナック菓子を買い、宿泊先へ戻るのが定番コース。
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〈朝食バイキング〉
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朝食パターンも決まっていて、ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ、クロワッサンに果物を少々。ジュースはオレンジジュース。
コーヒーを飲んで終了というありきたりな朝食ですが、朝から頭を悩ませたくないので、朝食は固定するに限りますね。

朝食会場で他の宿泊客を眺めていると、客層が一発でわかりますし、そのホテルがどの客層に力を入れているのか、よくわかりますね。面白いです。
フロントに地方新聞があれば手に取り、眺めながら朝食を食べるのも、出張の楽しみの一つ。
地元情報が得られますからね。花の見頃、祭り情報、地元出身のスポーツ選手は誰か等々。

国内出張旅もこれまた楽し。

白馬 クロスカントリースキー 【宿と温泉】

白馬スノーハープへクロスカントリースキーをしに行きましたが、体調万全で臨むべくせっかくだから前泊して白馬へ。
宿泊はコスト優先で白馬の五竜地区を調べたところ、素泊まり3,800円というバックパッカーの宿を発見、泊まってみましたが、宿泊客約20名の内日本人はワタクシを含めわずか2名。Oh! God!
日本でバックパッカーの宿に泊まったことはありませんでしたが、はぁなるほど、こんなにガイジンさんが多いんですね。ガイジンさんの内わけは、オーストラリア、ニュージーランドアメリカ、カナダがほとんどで、二人香港人がいました。
客層は白人が多く、男二人旅、カップル、家族連れ、ご年配の夫婦と様々。
〈ケイズハウス白馬アルプス〉
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泊まった部屋は二段ベッドが二つとシングルベッドがある五人部屋。四人泊まってました。
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ダイニング兼居間があり、キッチンもあるので自分で料理して食べても良いですし、外に食べに行ってもOK。
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歩いて行ける範囲に飲食店は少ないですが、夕食は外に食べに行ったり食材を買い込んでワインを飲みながら食べてる方々や、朝食は買ってきた物を食べたり目玉焼きやベーコン、ピザを作ったりパンを焼いて食べてる人が多かったです。
朝はコーヒー紅茶が無料で提供されています。
ソファーには英字新聞と地元長野の新聞があります。
旅先で地元紙を読むのが楽しみのひとつなので有り難いです。
食器もコップも何でも揃ってました。
快適ですね。クロスカントリースキー一人合宿をする時はまた泊まります。
歩いて15分くらいの所に日帰り温泉の白馬龍神温泉があります。
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白馬は八方を中心に数多く温泉があり、どこもスキー客で混んでますが、ここは空いてます。
白馬の中心部からちょっと外れてますし、ネット情報が何故か少ないんですよね。歩いては行きづらいですし。
広い内湯と広い露天風呂があるのに、白馬の他の温泉に比べると、なんでこんなに空いてるの?というカンジです。

宿に戻り、同室のアメリカ/シアトルから来た若いにーちゃんに「温泉に行ってきた、多分アルカリ性の温泉で肌がスベスベになった」と言ったら、「えっ?!温泉って酸性とアルカリ性があるの?」とビックリしてました。
アルカリはタンパク質を溶かすから皮膚の角質が溶けてスベスベになるし、草津の湯なんてph2とかの強酸性だよ~確か、と説明したら超ビックリしてました(笑)

そしてクロスカントリースキーを終えて帰り際、大町温泉郷の薬師の湯へ。
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五竜辺りからは15分で着いちゃいます。
スキー帰りなら混む白馬より、大町温泉郷まで来てしまった方が空いてますね。
ここも広いし湯船の種類が多いし、気に入りました~

大満足の白馬tripでした~

白馬 クロスカントリースキー

1998年長野冬季オリンピックが開催された白馬スノーハープで、長年の夢だったクロスカントリースキーをしました!感動!
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思えば1994年リレハンメル冬季オリンピックノルディック複合団体で河野・阿部・荻原選手が金メダルを獲得した滑りを見て、格好いい!と思い、1998年長野冬季オリンピックで惜しくもメダルを逃した滑りを見て感動し、ずっと白馬スノーハープでクロスカントリースキーをしてみたいと思ってました。
そして今回、なんとトリノバンクーバー・ソチ冬季オリンピッククロスカントリースキー日本代表で連続出場した成瀬選手にレッスンをしていただけるという素晴らしい体験。
涙が出そうになりました。
なんとこの白馬スノーハープ、成瀬選手が大会で遠征していない時は格安でレッスンしていただけます。今回は一時間で2,000円でした。
更にレンタルスキーは板・ストック・ブーツセットで1,800円! その他はスノーハープ使用料300円のみ。しかもレンタルスキーは今年モデルのロシニョール。いいんですか?中古のモデルじゃなくて。
何だか申し訳ないカンジですが。
トータル4,100円でトップ選手のレッスンを受けることが出来、1日滑ることが出来るなんて凄くないですか??
レッスン無しであれば2,100円。なんとリーズナブルなことか。
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午前中は空いてましたが、午後は今週末に白馬で全日本ノルディック複合選手権があるそうで、出場予定選手達が練習してました。
皆メチャクチャ速いです(笑)
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一周5kmのコースが二つありますが、コース取り次第で短い700mくらいにも出来ます。
テレビで観ている以上にアップダウンがあります。

食事はコースに隣接してラーメン等が食べられるゲレ食風レストランがありますし、管理棟内に長テーブルと椅子があり、持参した食べ物も食べられるようです。
寒い日はお湯を持参してカップラーメンとか、アウトドアご飯を作って楽しめますね。
何せ空いているので自由な雰囲気です。

肝心のクロスカントリースキーですが、板はスキーと違い細く、エッジがありません。そしてカカトが上がります。
板が細いのでバランスを取るのが難しく、エッジがないのでツルツル滑るカンジです。
カカトが上がるのでスケーティングはしやすいです。
スキーでスケーティングをちゃんと出来る人であればすぐにスケーティングは出来るかも。
スキー経験がなければ立つのも難しいかもしれませんが、レッスンを受ければ大丈夫だと思います。
そしてそして!全身筋肉痛になりました。
帰りがけに温泉でしっかりマッサージをして帰りました。
充実の白馬tripでした!
宿泊や温泉は次回に。


最後に
レッスンしていただいた成瀬選手はお人柄も良く、ワタクシのようなド初心者に丁寧に様々な技術を教えて下さいました。
ありがとうございました!
すっかりクロスカントリースキーの魅力に取りつかれました!

羽田空港国際線 ANAラウンジ シャワー室

中国出張の際、上海に着いてから更に車や新幹線、飛行機で移動することがあり、目的地到着が夜という事が多々あります。
そんな時に有り難いのが羽田空港ANAラウンジにあるシャワー室!
搭乗前に朝ごはんを食べ、シャワーでスッキリすると現地夜着でも苦になりません。
移動が長いとオジサンは油ギッシュになりがちなんですよ。加齢臭にも気を付けないと…
潔癖症ではないんですけどね。
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個室が8室くらいかな? あります。
搭乗券をラウンジ受付に預けて個室のキーをもらいます。
室内には「20分以内のご使用を」と書かれています。幸い今まで入室に待たされたことはありませんが、待つ人もいるかもしれませんので空いているからといって長居はやめましょう。ラウンジの風紀が乱れますから。

室内は最小限の空間に効率良く様々な物が配置され、超機能的です。
自分の家もこんな風にしたいものです。
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ドライヤーはなんとあのダイソン社の中空ドライヤーがあるんです!感動!
家電ショップで見たことありますが、5~6万したような…
我が家の安物ドライヤーと違い、いやー静かでなんとも言えない風だこと。やっぱり高い物には理由があるんですね。
確か上海の空港にもシャワー室があったと思いますが、がっかりするかもしれないので、まだ入るのはやめときます。

旅は俗悪がいい

ワタクシにとって旅のお供に文庫本は欠かせません。
読もうと思って買って読んでいない本が順番を作って待っている「積ん読」の消化にもなるし、特に中国では飛行機の出発遅れが常態化しているので、時間潰しにちょうど良いです。
スマホも良いですが、ずっと見てると目が疲れるので…
積ん読」があるにもかかわらず、その順番を何度もすっ飛ばして繰り返し連れていっている本があります。
建築家、宮脇檀(みやわきまゆみ)さんの旅エッセイ、「旅は俗悪がいい」
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名前は檀さんですが、男性建築家です。
特に住宅建築に熱心で、有名な椅子コレクターでもあった宮脇さんは仕事で国内外各地を飛び回っていましたが、旅好きでもありました。
職業柄、旅先のホテルで部屋の間取りをついつい採寸してしまうという変わった人ではありますが、旅の魅力や楽しみ方を楽しく語っています。
1984年に書かれた物ですが、未だに色褪せません。
本の中で「なるほど!」と頷かされたのが、「アーバン・テクスチュア」という言葉で、「都市の材質」というような意味があるそうですが、都市を真上から見た時の材質感が、その都市の持っている様々な性質を一発で教えてくれるそうです。
スカイツリー京都タワー台北101に登って街を眺めることはあながち間違いではなく、都市の材質感を肌で感じるにはとても良いことだと思わされます。
新たな街に着いたら、先ずは一番高い建物へ行き、その都市の材質感を感じるのも楽しいですよ♪
ちなみに宮脇檀さんは1998年にお亡くなりになっています。
ワタクシも一応椅子コレクターの端くれであります。亡くなって何年か経ってから亡くなった事を知ったのですが、とても悲しくなったのを覚えています。

浙江省にて。 ペニンシュラホテル?(半島凱豪大酒店)

上海からはるばる車で四時間かけてやって来ました浙江省建徳市。
山と湖と河が綺麗な中国では珍しい都市です。
千島湖という湖に島が点在する風光明媚な観光地がありますが、何度も建徳に来ているのになかなか行ける機会がありません。
次回は是非!と毎回思っていますが…

ペニンシュラホテルに泊まりました。と言ってもあの香港九龍半島にあるホテルとは全く関係ありません。地元資本ホテルです。中国語名:半島凱豪大酒店!
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外観はオフィスビルのようですが、中は四ツ星級で洗練されている不思議なホテルです。
部屋も外観からは想像出来ないくらい綺麗です。
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部屋は綺麗で清潔、バスタブとシャワー別、アメニティも問題なし。
フロントは日本語不可、英語少々といった感じです。
強いて言わせて頂くと、周囲にコンビニはなく、小さい商店があるのみです。ホテル内に売店がありますが、閉まるのが早く、品揃えは乏しく、期待しないで下さい。
ホテルは川沿いに面していますが、川沿いに風光明媚な川を見ながら食事が出来るレストランが沢山あります。
そしてそして!
朝食バイキングが超充実してます!
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普通のチョイスです…
ベーコン・目玉焼・スクランブルエッグからお粥・面類・サラダ・野菜炒め・油条…、種類豊富で食べ過ぎ注意です。
田舎町なので一泊470元。
いやー良いホテルです。

中国は毎年冬になるとPM2.5対策で、暖房や工場ボイラーに使われる石炭使用を抑制させますが、今年は米国との貿易戦争とやらで国内景気マインドが落ち込んでいるため、石炭使用抑制をせず、工場に高稼働率維持をさせて欧州やアジア各国向け輸出に力をいれており、今年はPM2.5がヒドイです。
これ、晴れの予報で朝の様子ですがヤバいですよね。
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